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子供の時にアトピーで、皮膚科を通った経験がある。成人になるまで、治療を行うほどひどい皮膚にはならなったが、成人になるまで、特に酷くなったことはない。

ところが、半年前に家族的なことで、ストレスがあり、そこから、また皮膚の紅斑・炎症が再燃してきた。

両手の指部分が表側・掌側も乾燥して、落屑をおこして、指全体はむくんで、膨れてきている、痒みは我慢できないほどではない。

夏は浸出液がでる皮膚炎が多いが、これは逆に乾燥状態の皮である。皮下に水分が溜まっているが、まずは皮膚表面の乾燥状態を改善することにした。

冬の乾燥皮膚によく使われる当帰飲子(とうきいんし)では、皮膚乾燥に対して弱すぎる感があるので、より乾燥に対する保湿効果をもち、なお抗炎症の生薬も含んでいる滋陰降下湯(じいんこうかとう)を選択して、飲んでいただく。副方に皮下血液循環の桂枝茯苓丸加ヨクイニンを選んだ。

2週間の服用で、かなり乾燥状態が改善したので、続けること30日で、ほぼ正常に復した。その後は体質改善を目的として荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を半年続けて、再燃がないので、薬をやめることにした。

よく当帰飲子が乾燥状態の皮膚につかわれますが、抗乾燥に対する力は弱く、増液剤のテンモンドウが配剤されている滋陰降下湯は皮膚病に応用が利きそうです。

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