秋の乾燥した季節の皮膚病には漢方薬
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
夏に両肘関節から手首・手甲かけての水疱性湿疹が、漢方薬の内服と黄連軟膏にて 改善したが、そのあと10月になり、空気の乾燥と気温の低下から、表皮が乾燥して、 痂皮になり、炎症ではなく皮膚木枯燥から痒みがでて、その場所を掻いて、さらに 痒みを助長させてきた。この時期には非常に多くのかたがこの症状で相談に来られる ケースです。 このような時は、従来の皮膚治療では、ワセリンと抗ヒスタミン薬を主とした塗薬しか ないのですが、漢方薬なら、飲む保湿剤があります。 この方には当帰飲子にバクモントウ・ゲンジン・オウギを多量に加えて服用して、 さらに外用には、紫雲膏や、紫雲膏と親水クリームを加えた混合クリームを 利用して、対処すると、2週間ほどで痒みは半減し、30日ほどの服用で、ほぼ改善し 正常に復した。 |
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更新日: 2021/11/12 |
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