豚肉のソテー・キウイソース & ハトムギ入りじゃがいものニョッキ

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池田哲子先生

お疲れ気味でストレスが多く、体が張ったりむくみやすい方に。

材料

■4人分

  • 豚ロース肉 4枚
  • 塩こしょう 少々
  • サラダ油 適量
  • 小麦粉 適量

キウイソース

  • キウイ 4個
  • グレープフルーツ 1/2個
  • たまねぎ 1/2個
  • 砂糖 大さじ2
  • 白ワイン 大さじ2
  • 塩こしょう 適量
  • オリーブオイル 適量

ニョッキ

  • じゃがいも 40g
  • ハトムギ粉 30g
  • 強力粉(小麦粉) 30~40g
  • 塩 少々

付け合わせ

  • にんじん
  • アスパラガス

準備

  1. 豚ロース肉の筋を切り、肉叩きで全体を叩いて塩こしょうしておく。
  2. キウイ2個を摺りおろし、残りの2個を小さい角切りにしておく。
  3. グレープフルーツは搾っておく。
  4. 玉ねぎはみじん切りにして、ラップをしてレンジで温めるか軽く炒めておく。
  5. じゃがいもは茹でるかレンジで温めて柔らかくしておく。
  6. ハトムギ粉と強力粉(薄力粉)30gを混ぜておく。
  7. 付け合わせの野菜を蒸すか茹でておく。
Recipe Image 豚肉のソテー・キウイソース & ハトムギ入りじゃがいものニョッキ

作り方

1

【ニョッキを作る】

マッシャーでつぶした じゃがいもに、ハトムギ粉と強力粉30gを混ぜたものと塩を加えて、ゴムべらで混ぜる。

耳たぶぐらいの硬さまで混ぜて、粉が足りなければ強力粉を加える。

2

直径2センチぐらいの棒状にし、5ミリぐらいの厚さに切る。

3

小さく丸めてからひとつずつフォークの背を押しつけて筋をつける。


4

お鍋にお湯を沸かして少し塩を入れ、ニョッキを入れる。

浮き上がってきたらざるに取り、くっつかないように並べて、塩こしょうをする。

5

【豚肉のソテーを作る】

叩いて塩こしょうした豚ロース肉に小麦粉を軽く付けてはたき、フライパンに油を熱してから豚肉の両面をこんがりと焼く。中まで火が通ったら皿に移す。

6

5.のフライパンをペーパーでさっと拭き、オリーブオイルを入れて熱し、摺りおろしたキウイ・絞ったグレープフルーツ果汁・玉ねぎを入れてサッと火を通す。


7

6.に砂糖を加えて混ぜ合わせ、白ワインを加えてアルコール分を飛ばし、最後に塩こしょうを加えて味を調える。

8

7.に角切りにしたキウイを入れてサッと煮る。

9

お皿にニョッキと付け合わせを盛りつけて、豚肉にキウイソースを掛ける。


食材の持つ働き

  • 豚肉:
    体に必要な気と潤いを補って体力を回復し、空咳や便秘を解消します。
  • キウイ:
    イライラを鎮めて胃の調子を整えて、消化不良やゲップなどを改善し、尿の出を良くします。
  • グレープフルーツ:
    気の流れを良くして、胃もたれや疲労、二日酔いなどを改善します。
  • 玉葱:
    温めながらもやもやとした胃の不快感を取り、気血の流れを良くしてくれます。
  • じゃがいも:
    お腹の冷えを改善し、元気を付けます。
  • ハトムギ:
    尿の出を良くしてむくみや食欲不振を改善します。
  • にんじん:
    消化を促進して血と潤いを補って、肌に潤いを与え、目のトラブル(かすみ目・ドライアイ・目の疲れ)を改善してくれます。
  • アスパラガス:
    尿の出を良くしてむくみを改善し、喉の渇きや食欲不振を改善します。

漢方ミニ知識

【アスパラガス(あすぱらがす)】

ユリ科のオランダキジカクシ Asparagus officinalis は地中海東部原産の多年草で、古代エジプト時代から食用とされ江戸時代に渡来して現在では英語名のアスパラガスの名で栽培されています。マツ葉状の葉状茎に鱗片状の退化した葉がまばらに付き、成長するとキジが隠れるほど茂ることからオランダキジカクシの和名が付き、マツバウドとも呼ばれます。茎の節から柄を出し黄白色の小花を付け、雌株の果実は熟すと赤い球果となります。若芽が伸びて茎に土を被せたり、室で遮光栽培して作るホワイトアスパラと、遮光せず育てたグリーンアスパラとがあります。茹でる、炒める、焼くなどして食べますが、ホワイトの場合は外の皮が固いので皮を剥いてから茹でると良く、保存は濡れ新聞紙に包み、冷蔵庫に立てておくと鮮度と味が維持できます。ビタミン類やアスパラギン酸を多く含み、特にアスパラギン酸は有害物質を排泄し、神経を守る効果や尿の合成促進も知られています。
根茎を乾燥したものを膀胱や肝臓疾患などに煎じて飲んだり、小児の回虫駆除にも有効とされ、中国では石刁柏(せきちょうはく)と呼び去痰、鎭咳の目的で使います。成分はアスパラギン、コリン、サポニン等が知られています。また同属植物のクサスギカズラ Asparagus cochinchinesis の貯蔵根の外皮を取り、蒸して陽乾したものを天門冬(てんもんどう)と呼び鎭咳、利尿、便通、強壮の目的で清肺湯(せいはいとう)や滋陰降火湯(じいんこうかとう)などの漢方処方に配合されます。(解説:二階堂 保先生)
>> アスパラガスについて、さらに詳しく

【薏苡仁(よくいにん)】

イネ科のハトムギ Coix lachryma-jobi var. mayuen の果実の果皮、種皮を除いて乾燥したものを薏苡仁(よくいにん)と呼び、滋養強壮、利尿、解毒作用により浮腫、脚気、結石などに、又排膿作用があり疣、皮膚の荒れなどに賞用されます。漢方処方の薏苡仁湯(よくいにんとう)や麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)に配合されます。
ハトムギの果実をそのまま乾燥したものが生薬の「ハトムギ」で「薏苡仁」と同じように用います。またジュズダマの果実と根は「ハトムギ」と同様に用いられますが、デンプンの性質は異なりヨウ素反応で異なる呈色を示します。
野生種ジュズダマの変種で、かつては救荒植物としても利用されました。皮付きの種子を米に混ぜて炊いたり粥にして、又粉にして団子、煎餅などにして食べます。タンパク質、ビタミン、ミネラルなどに富み他の穀類に比べ新陳代謝作用が大きく、成分のcoixenolideには抗腫瘍活性が認められています。体を冷やす作用があるので妊娠中、月経時には控えた方がよいとされます。(解説:二階堂 保先生)
>> ハトムギについて、さらに詳しく

【馬鈴薯(じゃがいも)】

ナス科のジャガイモ Solanum tuberosum は南米アンデス原産の多年草で、日本では江戸時代の飢饉の際に代用食物として食べられ、「お助け芋」と呼ばれたこともあります。
初夏に淡紫色の星形をした花が咲きますが果実はまれにしか付けません。そのため栽培は種芋を用いて行い、肥大した地下茎の部分(塊茎)を食用とします。サラダ、じゃがバター、肉じゃが、粉ふき芋にしたり、味噌汁、カレー、シチュー、おでんなどの材料など広く使われます。加工してポテトチップス、フライドポテトや冷凍食品にも利用します。片栗粉はユリ科植物のカタクリから採るデンプンですが、現在の市場ではほとんどがジャガイモデンプンを用いています。その他焼酎、ウオッカ、ジンなどの蒸留酒原料としても使われています。
ジャガイモは胃腸を丈夫にし炎症を抑える働きがあり、消化器系が弱い人には最適の食品といえます。またビタミンCが豊富で、熱に弱いビタミンCがデンプン膜で保護され、加熱調理しても壊れにくく、1個で1日に必要な量の2/3を取れるとされます。「バレイショデンプン」として医薬品の賦形剤としても用いられています。
ジャガイモには有毒成分のsolanineなどが含有されているので、芽や緑色をした皮の部分は取り除く必要があります。この有毒成分は熱にも強いが、水溶性ですから、茹でたり、水にさらしたり、皮を除くなどすることで中毒を防ぐことができます。中毒症状はめまい、吐き気、腹痛、頭痛などで、日本でも毎年数件発生しており、多い時には100人以上の患者が出たこともあります。芽が出ないように5℃以下の冷暗所保存が大切です。(解説:二階堂 保先生)
>> ジャガイモについて、さらに詳しく

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