
肥料を与えた植物が
すくすくと成長し、花を咲かせるように
良質な血液は、健全な体を育みます。
体の衰えは血液の衰え、血流の衰え
といっても決して過言ではありません。
漢方でいう「血」とはいわゆる血液のことにとどまらず、「血脈中を流れて身体に栄養を与え、五臓六腑を養っているもの」と定義されています。
この血が不足したときは「血虚」といい、症状として眼のかすみや肌に潤いがなくなるなどが見られます。このようなときには、四物湯あるいは四物湯ベースの処方などで血を補います。また、血の巡りが悪くなることを「瘀血」と言い、症状として眼の下のクマや肩こり、頭痛、女性の場合は月経痛や月経不順がみられます。このようなときには、桂枝茯苓丸などの血の流れを良くする処方を用います。
また、血は肝に蓄えられるとされ、その肝の血が生体の血の不足を補い、全身に栄養を補給していると考えます。したがって、血の異常は肝の異常にも関係してきます。