一年の計は元旦にありといいます。
では一日の計はいかに?やはり寝起きにあるのではないでしょうか。
日の出にしたがう寝起きはまさしく、一日の始まりに当たります。
寝起きは、身体が休息から活動に向けて切り替わる時です。
就寝中や、起きて間もない時は体温がもっとも低い状態にあります。
身体のあらゆる部分が眠っていたのですから当然です。
逆に活発に活動するほど、体温は高まっていきます。
その中間に当たる寝起きは、身体が冷え切った状態から温まっていこうとするとき。
ですから本来は、体温や血圧が速やかに上がろうとします。
逆に、そのような働きが緩慢な人ほど、
寝起きがすっきりしないとかいつまでたっても眠いなど
訴えやすくなります。

朝一番は一日の中で、身体が温まることをもっとも欲している時間帯。
ですから、寝起きを良くするには、身体を積極的に温める事が効果的です。
朝一番は温かいものを口にした方が良いのもその為ですし、
寝起きに熱めのシャワーを浴びるのもその一環です。
またそのような点から寝起きが良くない人は、身体を温めることに先んじて、
身体を温まりやすくする事も必要です。
温まりやすくして温めていく。効率的に身体を温める。即ち、生姜や人参の出番です。