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夏を通して人の心は、ときに考えすぎたり、思い悩む事が増えてしまう。
何とも不思議な考え方ですが、実際に起こってしまう辺りは奥が深い。

漢方では五臓六腑に関連して、 五志 というのがあります。
志は感情の意で、五つの感情とは怒・喜・思・憂・恐のこと。
先に述べた考えすぎたり、思い悩んだりする行いは、
この内の 思 に相当するものです。
そして思という感情は、五臓の脾が変調を起こすことで
現れやすくなるとされています。

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五臓の脾は夏に盛んになる湿気に弱く、
湿気を通じて脾が傷つき弱ると、思という感情が高まりやすくなる。
日本の言葉では、陰鬱とした心持ちを
 湿っぽい と表現しますが、まさしくこの状況を表しています。
ちなみに、脾が司る脾気は人の体の中では上向きのベクトルを形成しています。
脾気を整えるのは、体の上向きのベクトルを高めることに通じ、
それは気持ちを上向きにすることにも通じていく訳です。
そして店頭では心のお悩みに、
これらの考えに基づいた方剤をよく用います。
実際に心身が軽くなるという感想も頂戴します。

湿気が強くなる夏。
人の心身も自ずと湿気が帯びやすくなる。
その中で思い悩むことがないように湿気対策をしていきましょう。
漢方の考えが、その一助になればと思います。

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