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今の時期。年末に近づくと、多忙を極めるという方が少なくありません。
ノー残業の風潮もありそうですが、
現実的な忙しさは待った無しにやってきますから。
年末商戦。受験勉強等々、忙しさの形は人によってさまざまです。
忙しさに伴って現れるのが疲れですが、
忙しさからくる疲れは、休息してもなかなか治まりません。
疲れ過ぎた体は、活動力だけでなく回復力も低下しています。

回復力の要は 肝臓 にあります。
西洋医学の肝臓は、血液を蓄える器官ですが、
漢方の肝には、栄養素である血の流れを調節する働きがあります。
疲れ過ぎたり、ストレス負荷がかかり過ぎた身体は極端に血の巡りが悪くなり、
 自分の力だけでは元に戻せない状態 に陥っています。
俗にいう自律神経失調症は、漢方でいうところの肝の乱れに当たります。
ただし、肝の乱れはその性質上、脾や肺、心など
他の五臓に伝わりやすい面があります。
自律神経失調といってもその実、いろいろな形があるという訳です。

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疲れと一口に言っても、その実態は
「過労」と「虚労」の2つに分かれます。
(漢方では、過労は肝に関係、虚労は脾に関係すると考えます)
忙しさからくる疲れの多くは過労ですが
過労を背負った身体は、虚労も招きやすくなるので注意が必要です。

蓄積した疲れは、錆のごとく身体から離れにくくなります。
疲れは溜め込まず、その日のその日に適切なケアを行いましょう。
それこそ「鉄と疲れは熱い内に」です。


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