万能薬と呼ぶものが存在するとして、それはどういったものでしょうか?
万事を能くする薬。東洋医学の言葉を借りれば
五臓六腑全てに働くという意味だと思います。
それは決して誰にでも、どんな病気にでも効くという意味ではありません。
時代に応じて、それを必要とする人に応じて、万能薬は姿を変えていきます。
万事を能くする薬。東洋医学の言葉を借りれば
五臓六腑全てに働くという意味だと思います。
それは決して誰にでも、どんな病気にでも効くという意味ではありません。
時代に応じて、それを必要とする人に応じて、万能薬は姿を変えていきます。

一方で、万事を能くするとは、健康に関する万事を能くするのであって
病気に関する万事を取り除く(=万の効能がある)という意味ではありません。
そういう作用は、それこそ当人の身体能力・五臓六腑の働きに由来します。
そして、自らの身体に万の働きを期待するなら、まずは
唯一の存在(五臓六腑)を大切にせよ。それが万能薬の基本的な考え方です。
灯台下暗し。
病気に眼を奪われるあまり、自分の健康を省みず。
それを戒めるのが、一番の薬なのだと思います。
病気に関する万事を取り除く(=万の効能がある)という意味ではありません。
そういう作用は、それこそ当人の身体能力・五臓六腑の働きに由来します。
そして、自らの身体に万の働きを期待するなら、まずは
唯一の存在(五臓六腑)を大切にせよ。それが万能薬の基本的な考え方です。
灯台下暗し。
病気に眼を奪われるあまり、自分の健康を省みず。
それを戒めるのが、一番の薬なのだと思います。