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皮膚の奥には肌があり、肌の奥には筋肉がある。
そういう点では、筋肉組織は皮膚の下積みになるともいえます。
筋肉や肌の状態は良くも悪くも、その上に広がる皮膚に影響を与えるという訳です。
もっとも、「皮膚を整える為に筋肉を鍛えよ」という訳ではありません。

東洋医学では、筋肉は肝に属する、皮膚は肺に属すると言われます。
前述の筋肉と皮膚の関係は、五臓に当てれば肝と肺の関係として言及されます。
肝は蔵血を主り、血流と共に栄養を管理する働きを持ち
肝を盛んにする行いは、肌を通じ、皮膚に栄養を運ぶ作用を持ちます。
即ち、肝・脾・肺という文字通りの順に、
筋肉組織(肝)から肌(脾)、更には皮膚(肺)へとその恩恵が伝達される訳です。

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慢性的な皮膚病ではしばしば、皮膚そのものだけでなく
その下に存在して皮膚を支えるはずの、肌や筋肉組織が脆弱化している場合があります。
そういう場合、皮膚のみを懸命に治療してもなかなか能率は上がらず、
肌や筋肉組織の慢性的消耗の回復、東洋医学的に言えば脾や肝のお手当てが必要になります。
治りが遅い、なかなか改善しないといった悩みも、その辺に答えがあると思います。

皮膚に元気がないのは、皮膚のせいじゃありません。
それは皮膚を支える肌や筋肉が、困窮しているサインですよ。


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