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気管・呼吸器官が弱い。
喉がデリケートで、不調が現れやすい。

喉とか気管の「強さ」を表すパラメーターが存在したとして、
その値が低い様を「喉が弱い」と解釈する場合もあれば、
その値が定らず、勝手にコロコロ変わる様も「喉が弱い」と解釈されます。
「喉が弱い」と一口に言いつつも、機能が弱いのか、
それとも機能が整わない(≒乱れやすい)のかで、その性質は異なります。

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機能の強さ・弱さを表すものとして、漢方には虚・実という尺度があります。
簡単に言うと、喉が弱いとは「喉が虚した状態」と見立てられます。
「虚」というのは、特定の性質が不自然に衰えた状態を表しています。
(衰えるからといって、年を重ねる=衰える=虚という訳ではありません)
また、このタイプの喉の弱さは、不快感とか違和感とか、
喉が正常に機能しないことによる不調を伴うケースが多くなります。

その一方で、機能の安定さ・不安定さを表すものとして、陰・陽という尺度があります。
簡単に言うと、喉が弱いとは「喉が陽した状態」と見立てられます。
「陽」というのは、特定の反応が不自然に盛んな状態を表しています。
このタイプの喉の弱さは、乾燥に弱いとか寒さに弱いなど、
特定の事象・行為に対して、不調を伴うケースが多くなります。
季節の変わり目になると「喉の弱さ」を感じるとか、
花粉や微粒子で「喉の敏感さ」を感じるのも、こちらのタイプが多いと思います。

以上のように、「喉が弱い」というのは漢方的に「虚」とか「陽」で表現される訳ですが、
漢方では「虚」は「陰」と、「陽」は「実」と結びつきやすい一面を持っています。
その為、「喉の弱さ」において虚と陽が合わさる事は、
それこそが厄介な様相(≒病気)で、互いの増長・増悪を招きます。
その影響は、症状の激化や、回復の遅延、
慢性的な継続に及ぶ場合が多く、適切な対処が必要になります。

「喉が弱い?」に服んでおきたい漢方薬とは即ち、
喉の「虚」を補い、「陽」を鎮める漢方薬を意味します。
それには例えば、補中益気湯や玉屏風散、小柴胡湯や柴胡桂枝乾姜湯
あるいは柴胡清肝湯や響声破笛丸料などに一服の価値があります。



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