少女時代に軽いアトピーがでていました。中学生のころには治っていました。
4年前、就職したころから、顔を中心に、首や胸に皮膚炎が再発。
始めは皮膚科で、ステロイドの軟膏で治療を続けたものの、皮膚の状態は
一進一退を繰り返していました。ある時、仕事上のストレスから一気に悪化し
顔全体が紅潮、乾燥、落屑し、一部は黄色い分泌液がでるまでに。

テレビ番組の影響で、極端なステロイド拒否状態なっています。
本人の体格は、中肉中背、
症状は首から顔面にかけての乾燥・掻破痕・紅班・落屑が混在している。
また、ひじ・ひざ裏にも軽い炎症状態と乾燥があります。
顔面が主な症状なので、アトピーの酒査よう皮膚炎状態に卓効のある
皮炎湯の煎じ薬に、顔面がやや浮腫状なので皮下の水分を代謝
する猪苓湯(ちょれいとう)を合わせることに。
外用は、10%モクタール軟膏を夜就寝時に塗布し、昼間はタイツ軟
膏をつけた。
2週間で、一時かなりの好転をみせたが、また悪化をし始める。それでも
ステロイドを我慢して、塗らなかったことが、後に好結果をもたらし。
生理前に悪化し、生理が始まると好転をくかえしながら、徐々に炎症は
軽くなり、1年後には、保湿のためにアロエ軟膏だけで、皮膚状態は
落ち着くようになった。

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