64歳の男性。
5年前に、下肢に乾癬ができてから、皮膚科でステロイドにて治療をしていたが。
皮疹の範囲が拡大してきて、不安になり、半年前にらい局。
上肢・下肢。腹部と背中に、小さいもの大豆ていどの乾癬が多数ある。
患部が非常に紅く、熱を帯びている感じなので、乾癬の血熱症につかう
犀角地黄湯合黄連解毒湯を煎じ薬で調剤する。外用には、タイツ軟膏と
炎症の激しいところには、2%モクタール1軟膏をぬってもらう。
2週間後、少しよい感じとのことで、継続服薬してもらう。
さらに2週間後には、紅い炎症部はおさまるが、乾燥がひどく落屑する。
犀角地黄湯合桂枝茯苓丸・ヨクイニンへ、変更調剤。
すぐには、特段の変化はなかったが、時間を追うごとに改善し、現在では
背中に一部、ごく小さい乾癬を残し、他は瘢痕があるだけになっている。
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