子供(小学生時代)のときに、何回か皮膚科にアトピーで受診したことがある。
今回、1年半前から手甲部の湿疹で、皮膚科受診するも、なかかな効果が表
れず、一時治療を止めていた。
知人のモクタール軟膏のことを聞き。これで、一時よくなったが、また再燃し
て、内服の漢方薬を希望され、らい局する。

症状は、両手甲の皮膚炎と、胸の毛孔部のやや盛り上がった紅い吹き
出物ようの状態がある。痒みや落屑はあまり見られない。
やや吹き出物てきな皮膚状態より。
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に黄連解毒湯(おうれんげどくとう)のエキス剤を
外用は、タイツ軟膏を塗布してもらうことに
2週間後は、手の皮膚炎は少しよいが、胸の状態は全く効果がない。
今度は十味敗毒湯に排膿散及湯、黄連解毒湯の組み合わせにする。
次の2週間後は、病状に変化はなく寝付きが悪いので神経内科で、精神安定
剤を処方してもらっていた。やや本人に興奮症にきみがあるので、抗精神薬
の柴胡加竜骨牡蠣湯と、今回手甲部や胸の乾燥や落屑が気になることから
当帰飲子(とうきいんし)を加味して飲んでもらうことに。
今回はよく効果がでて、4週間で、ほぼ手、胸の皮疹は痕跡を残すだけに
場合によっては、今回のように、皮膚に直接使う漢方薬ではなく、精神てきな
ものに使う漢方薬でも、状態があうと皮膚病に非常によく効くことがります。
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