1) 3~4年前から、眼尻の紅班がおこり皮膚科受診でステロイド軟膏
で治療をしていた。繰り返すうちに徐々に悪化してきた。現在は
なにもいていない。

眼瞼から頬、眉にかけて、ピンク色の紅班と
軽い落屑が混在。
一部痒みのためか、掻破痕もある。
軽い状態なので、梔子柏皮湯のエキス剤とタイツ
軟膏の塗布でよくなる。
2) 翌年の春4月にまた、症状がでてきた、今度
は前年の漢方薬で効果がなく、
黄連解毒湯、越婢加朮湯の混合エキス剤でおさまる。
3)その年の秋に、秋の花粉(ヨモギ?)でまた眼瞼に症状がでてきた
前回の黄連解毒湯、越婢加朮湯とタイツ軟膏で治る。
4)その翌年(今年)3月中旬から、こんどが患部が左首に500円硬貨程度の
紅い皮疹がでて、時に猛烈に痒い。
程度が激しいことと首などに症状があるので、消風散、黄連解毒湯
を服用するも、効果なし。皮炎湯の煎じ薬にして、やっと治まる。
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この例は、毎年のように花粉時期になると、アレルギー性炎症が起きる
ケースです。漢方薬が効いているのか、自然に時期で治っているのかは
判断できませんが、ステロイドは使わずに対応できてはいます。
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