神経系のかたも、少なくないようです。不信感のある対応を医療機関がするせい
なのでしょうか。

54歳の女性。
半年前に、軽度の胃癌の手術をして、1週間ほど初めて、入院した履歴がある。
2週間ほど前から動悸が続いて、内科に受診し、心電図などの検査をするが、
異常はなく、心療内科に紹介された。そこでは、心臓神経症と診断されて、
向精神薬をもらって、治療するが、向精神薬を、飲んでいるときはよいが、
止めると動悸がでてくる。
病院や医師のまえになると、動悸・不安感などの症状は全くでないことが
ほとんどである。
さすがに、半年も続けて向精神薬を飲み続けることに、不安になり、相談にこられる。
症状の原因(不安感)を、理論だてて説明し、症状が起きた時のことを、記録するように
説明して、漢方薬は養心安神薬の天王補心丹(てんのうほしんたん)を飲んでもらう。
この漢方薬の効果は、今まで何十回と経験してきているので、その芳を説明した。
すると、それから、薬が効いたのか、また病気の説明に納得したためか、全く動悸は
出なくなりました。
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このような症状は、病気の説明だけで効果はあるのでしょうが、
やはり薬という物があるほうがより効果があります。
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