23歳のOLさん

高校時代に吹き出物で、市販の塗り薬をつけてきたが、1年前から、急に
顔面の紅班が目立つようになった。皮膚科で酒皶(しゅさ)といわれ、外用薬をもらう
が、一向に変化がなかった。
症状は、額から顎のかけての顔全体が、真っ赤な紅班(毛細血管の拡張)が見られる
また、額部に毛孔部が膨れ、ニキビ様の吹き出物も混在してきた。
これに、ステロイド酒皶(しゅさ)の陰虚火旺証につかう
六味地黄丸合黄連解毒湯(ろくみじおうがんごうおうれんげどくとう)のエキス
を使う、辛いものや、アクの強い食品、アルコールは避けてもらった。
1ヶ月後、全体の紅班は少し改善したが、吹き出物が気になるという。
そこで、黄連解毒湯に排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)をあわせてみた。
1ヶ月後、今度は症状と薬があったようで、吹き出物は7割かた改善していた。
同じ処方を、続けること3ヶ月で、9割かた改善したところで、漢方薬を止めた。

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この様によくなるケースと、改善しないケースがあります。それは食事や生活の
中に、よくないことがおおいようです。寝不足、食事内容がよくない場合、ストレス
などです。
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