今年初めから、アトピー皮疹で、漢方薬を飲んでいただいているOLさん
皮膚状態は落ち着いていた。2週間前に晴れていて、日差しの強い日に仕事で、数時間外出したところ、翌日に顔と両腕が真っ赤になり、翌日には、顔がムーンフェイス状
に浮腫んできた。
顔面がむくみのため、つぅぱった感じになり、気分が悪い。もちろん排尿量もいつもより少ないとのこと。
そこで、皮下組織に水分貯留が顕著な時のつかう猪苓湯(ちょれいとう)を皮膚の熱をとる皮炎湯(ひえんとう)に合わせて、煎じ薬にして、飲んでみた。
すぐに、排尿量が増えて、3日程度で、顔のむくみはとれたが、今度は顔の皮膚がところどころ、吹き出物があるかのごとく、でこぼこして、気分が悪いとのこと。
良くなる経過の中に、良くある事です。
この状態には、十味敗毒湯(じゅみはいどくとう)が適応なので、この漢方薬を、漢方軟膏と伴に使いました。でこぼこ感は、1ヶ月ほどで治まりました。
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アトピーの皮膚状態の合わせて、漢方薬を選ばないと、そう簡単には良くなりません
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