
81歳の一人暮らしの主婦。
10年以上前から、高血圧と高コレステロールの診断で、毎日降圧剤やスタチン製剤を飲み続けてきた。
ところが、ここ9月に入って、雨が続いてから、午前中でかけようとすると、身体がふらふらする。

家の血圧計ではかってみると、上が100位で、下の血圧は70くらいしかない。かかりつけのドクターに電話をしても、そのまま飲み続けないといけないと言われ、どうしたものかと相談にみえられた。それ以前の上の血圧は120程度しかないので、
虚証の高血圧のかたにつかう七物降下湯(しちもつこうかとう)の煎じ薬を渡して、一時降圧剤は止めてもらった。
翌日の血圧は120、翌々日も125・・1週間後でも120しかない。本人もびっくりして、降圧剤の投与を止めてもらった。この効果は漢方薬のせいではないかもしれないが、漢方の血圧の薬をのむことで、ただ降圧剤を止めるより、安全なようです。
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高齢者には漢方薬の利用が欠かせないのでないでしょうか?
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