
72歳のかた。
2年前から、両大腿部以下の両下肢にむくみがあり、ぱんぱんに張って痛い。疲れやすく、歩くとすぐ動悸がする。心臓や腎臓の検査は検査てきに、少し悪いので、利尿剤などをのむが、ほとんど変化はないという。
足をみると、うっ血している感じもある。血圧はやや高い(155・90)。中背だが、太鼓腹である。
この状態に、疲労・倦怠感と下肢の強いむくみに対して、補気・利湿薬の補中治湿湯を煎じ薬にて、飲んでいただいた。
2週間後には、大量の尿がでて、下肢のむくみは半減した。
1ヶ月後には、足甲はほとんどむくみがなくなり、倦怠感も楽になったという。
3ヶ月後には、家族と海外旅行に行くまで元気になった。

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