数ヶ月前から、生薬自動煎じ包装機を導入した事により、煎じ薬の真空パックにて漢方薬をお渡しすることが多くなりました。
煎じていただく手間・時間を省くことにより、よりお薦めしやすくするためです。

効果の違いには以下のような例があります。
38歳の女性教師。
手・足のしもやけで、12月にお越しになり、冷えの定番薬である当帰四逆加呉茱萸・生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょとう)のエキス剤をお渡しいたしました。
普通、半月程度の服用で効果がでるのですが、しもやけ・冷えに変化がないので、煎じ薬に変えて(家で土瓶で煎じていただいた)調剤し、お渡しをしました。
すると、7日間で、効果がでて、2週間でかなり改善したのですが、手間なので、エキス剤に戻したい希望なので、また、顆粒剤の内服に変えました。
すると、またしもやけが出て、あわてて、煎薬に、・・・するとすぐ効果がでました。
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同じ漢方薬といえども、煎じ薬とエキス剤にはそれなりの効果の違いがあるようです
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