
3年前の春に、顔の紅い皮膚炎ができて、皮膚科でみてもらいと、脂漏性皮膚炎
といわれて、軟膏をもらい夏まで治療をして治ったことがあった。
この4ヶ月前から、また、顔面の紅班がひどくなり、やはり同じ皮膚科に受診した
ところ、ロコイド軟膏・ニゾナール軟膏。ビタミンB・Cなどをもらったが、今度は
逆に悪化してしまった、その後より強い最高ランクのステロイドになり、不安に
なり、漢方薬を希望されて来局する。
中肉・中背で、顔の両面に、紅班と毛孔性の皮疹、また吹き出物の混在して
いる状態で、眼瞼に症状はなく、痒みはないがほてりがある。
これに、定番の体質改善薬の十味敗毒湯(じゅみはいどくとう)を煎じ薬で、火照り
・紅班に対応する漢方薬の黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を散剤で飲んでもらう
ことにした。
まず2週間の服用で、ほてり・紅班が楽になってきて、さらに2週間分持って帰った。
その後来局がなかったが・・・
それから、半年過ぎたころにフラッと表れて、以前の顔の漢方薬が欲しいという。
聞いてみると、あれから、ほとんど症状がなくなり、そのままのしていたら、
ここ1ヶ月前から、同じようになる感じがして、不安になり、漢方薬を求めて
きたとのことでした。
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こちらの思うようには、漢方薬をきちんと、飲んでくれないこともたくさんあります。
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