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ハーバル・ライフ
旬の果物をさらっと瓶詰 ぶどうのスパイスコンフィチュールとは?日本ではあまり馴染みがない言葉、「コンフィチュール(confiture)」は、「果物に砂糖を加えて煮詰めたもの」というラテン語(conficere)が転じたものだと言われています。旬の果物を美味しく保存する方法の1つでジャムと似ていますが、ジャムよりも砂糖が控えめで、加熱時間を短くすることで果物のゴロゴロ感を残し果物本来の味が楽しめます。相性のいいスパイスを使うことで色々な組み合わせを試せるのが嬉しいですね。 ぶどうのスパイスコンフィチュールの作り方「ぶどうのスパイスコンフィチュール」の作り方を紹介しています。 作り方ぶどうを洗い水分を拭きとり、半分に切って種を出します。この時、ぶどうの皮がとれたものはとって下さい。皮が残っていても構いません。 鍋にぶどうを入れてグラニュー糖をまぶして30分程おきます。この時レモン汁を入れておくと色がきれいに仕上がります。 ぶどうから水分が十分に出て来たら、火にかけて箸で混ぜます。残っていたぶどうの皮がとれてくるので取り除いていきます。アクも丁寧に取り除きます。 弱火で煮た後、スパイスを入れたお茶パックを入れ3分程煮ます。その後、お茶パックを取り出します。グツグツ煮過ぎず、ぶどうのゴロゴロや液体が残った状態で火を消します。 ジャムよりもさらっとした仕上がりです。熱い料理にかける時や、温かいスコーンやベーグルにつける時はまだ温かいコンフィチュールを使うのがおススメです。残りは、煮沸消毒した瓶に詰めて粗熱をとり、蓋をします。
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コメント
砂糖を控えめにしたコンフィチュールのため、冷蔵保存の場合でも1~2週間以内に食べ切るようにしてください。長期保存したい場合は、フリーザーバッグに入れて、空気をしっかり抜いて冷凍し、使うときは自然解凍しましょう。
お酒や炭酸水、ヨーグルトドリンクで割って飲むと果肉が美味しい飲み物に。また、スイーツとも合います。特に生クリームやチーズケーキとの相性は抜群です。
酢とオリーブオイル、塩コショウを加えてサラダのドレッシングにしたり、ポークソテーなどに塩コショウとコンフィチュールをかけると料理の味を引き立てるソースに使えます。
コンフィチュールはぶどう以外に、いちじく、もも、オレンジ、ブルーベリー、キウイなどの果物でも作れます。ぜひ、旬の果物でお試し下さい。