鼻づまりは始まった時から、本格的な治療をしておくことが大切です。しかし治さずに放っておくと蓄膿症になる可能性が高くなります。
肥厚した粘膜の部位では、ブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌の感染が起こりやすくなる
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細菌巣にはそれを貪食するための白血球(マクロファージや好中球)が
集まり、貪食した後の死骸の白血球も多くなる
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膿を形成し、慢性副鼻腔炎、すなわち蓄膿症になる可能性が高くなります。
慢性鼻炎のほとんどは慢性肥厚性鼻炎とよばれているもので、外界の寒冷(クーラーを含めて)などの刺激や鼻粘膜での感染、目や耳などの鼻周囲組織に病気がある場合や、全身的原因として感冒、糖尿病、肝疾患、外傷後遺症がある場合などにも起こるといわれています。