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 夏をテーマに週明けからお話を続けていますが・・・、本日は湿邪です。5月の終わりにも触れた内容ですが、今年は湿度が高く蒸し暑さが厳しいのでもう一度振り返ってみました。夏の暑さ解消の為に水分を摂取します。多くは熱中症にならない為です。最近はコンビニエンスストアでも常温の飲料をおく風潮があるようで、胃腸を冷やさないように(胃腸の冷えが夏ばての一番の原因ですから)気をつけているんだなぁと感じます。けれど一方で、そうして口から摂取した水分、果たして適切に排出されているでしょうか。
 水分摂取で大切なのは質と量です。質については水道水ではなくてミネラルウォーターを推奨します。場合によって岩塩などでも適宜補いつつ。先に述べた『冷たくない、ぬるい』というのもこの水分の質に関わってきます。
 では量はどうか。これは水はけの良さによります。口から入った水のほとんどは汗や尿で出ます。だから汗をかく季節には水分をいつもより多くとる、入浴前にはコップ一杯の水を飲む・・・どちらも当たり前の話です。逆に汗をかかないような生活スタイルにもかかわらず、何となく水ばかり口にしていると・・・当然、溜まりますよね。まず胃に溜まりますよね。そこから湿邪という形に変わって、いろいろな部分に溜まります。鼻の周りに溜まる・・・、鼻水が出やすくなります。足に溜まる・・・、足がだるくなり、むくみやすくなります。
 気をつけたいのは水分代謝です。まずは、からだから出ていく分だけとることを心掛ける。そしてからだから出ていく量を増やしていき(水分代謝を上げる。水はけを良くする)、それに見合った水の量を摂取する。そうすれば、夏の終わりに湿邪に悩まされることはありません。


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