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 前回は人参七効について簡単にご紹介しました。
 人参の中身(薬効成分)を今日の分析技術で紐解くと、約30種類の人参サポニンが挙げられます。その他にも糖質(単糖類・三糖類・四糖類)、アミノ酸、ビタミン類などが含まれていますが、薬用人参の示す生理作用の多くはこのサポニンによるもだと考えられています。そしてこのサポニンそれぞれ(主要なものは6種類)の作用が異なるために、かくも薬用人参が様々な効能を示すと考えられています。
 人参七効の話に戻りますが、人参は身体を構成する五臓(肝・心・脾・肺・腎)のうち肺と脾を中心に作用するとされています。この事は七効の中でも「補肺定喘・健脾止瀉」と謳われていますが、特に肺は鼻や喉のような咽喉系のトラブル、およびその部分での免疫作用と関連づけられます。薬用人参にはこの免疫力を養ったり、免疫機能の異常を鎮静する、炎症を抑える作用があると言われており、これは今日の臨床試験によっても裏付けが進んでいます。
 また一方で、免疫の活性はストレスや体温によっても大きく影響される事が指摘されますが、薬用人参はこのような点に対しても有用な効果をあらわすと謳われています(養心安神・益血復脈)。
 


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