ウィルスが猛威をふるう季節になってきました。
冬に流行るウィルスは、インフルエンザのほかに
ノロウィルスやロタウィルスなどの胃腸風邪タイプのウィルスも蔓延します。
今日は、胃腸風邪と漢方について。
ノロやロタウィルスに代表される胃腸風邪の場合は
症状が激しく嘔吐や下痢を繰り返します。
しかも、全く形になっていない水性の場合がほとんどです。
そのような水逆性の嘔吐下痢には「五苓散」が有効な場合が多いです。
ただし、お湯に溶かしたりそのまま服用すると
薬が吸収される前に吐いてしまうと思われますので
かたくり粉や葛湯のようなネバッとしたもので溶かして
スプーンでゆっくり服用するのがポイントです。
たいていの場合、一服飲めば改善が見られると思います。
また「五苓散」は、天気が崩れる前の頭痛や二日酔い等にも有効です。
常備していただくと便利ですね。
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更新日: 2013/12/27 |