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最近の研究によって
腸内環境が花粉症に影響を及ぼすことが分かっています。
簡単に言えば
・花粉は、鼻や喉の粘膜以外にも腸管から吸収される
・腸管から吸収された花粉は腸管免疫系を刺激して症状を誘発する
ですから花粉症を予防する為(アレルギー体質の改善)には腸内環境を整えたり、
腸管免疫細胞の過敏な反応を抑えることが必要となってくるわけです。

漢方の世界では花粉症の諸症状は、肺におけるトラブルと解釈できます。
症状が現れる鼻や喉、肌などは肺に属するものであり、
免疫力に等しいとされる衛気を巡らせるのも肺がもつ作用の一つです。
そしてこれらがうまく機能しないという状態では、
五臓としての肺が抱えるトラブルに加えて
肺を養う脾(胃)、肺を抑制する心(小腸)に問題があると診立てます。

先に述べた腸管環境や腸管免疫を、漢方の考えに沿って解釈すると
腸管環境の不摂生(水分の取りすぎや消化不良、食滞、下痢や便秘)は
脾のトラブルとして位置づけられ、肺が持つ機能に対してマイナスに働きます。
この場合、症状は『水・冷』に関連するものが多いです。

また腸管免疫の過度な刺激によって誘発される症状は
小腸が属する心の高ぶりであると解釈されますから、
結果的に肺を傷つけるという形で作用し、やはりマイナスに働きます。
この場合、症状は『火・熱』に関連するものが多いです。
ちなみにアレルギー体質というのはこちら側に該当します。


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