先週末は比較的温かく、快適でしたのに週明けからは寒さが厳しいですね。
特に夜の床冷えに注意です。
就寝前には温かいものをとってから床に入ると、快適に眠れますよ。
春の到来はまだしばらくかかりそうですね。
花粉症を抱えている方にとっては、
身体が冷えに晒される時期の花粉症は、
増悪する傾向にありますから、注意が必要です。
くれぐれも身体を冷やさないように。
新陳代謝を上げて、気血水の巡りを整えて参りましょう。
さて、漢方の古書『黄帝内経』には季節ごと、
春の3ヶ月の養生法が記されています。
春の3ヶ月は、万物が古いものを押し開いて、新しいものを出す季節。
天地間の生気が発動して、ものみなすべてが活き活きと栄えてくる。
少し遅く寝て、少し早く起き、庭などをゆっくり散歩すると良い。
髪はときほぐし、からだは伸びやかにして、
心持ちを活き活きと生気で充満させて、
生まれたばかりの万物と同様にするのが良い。(以下続く)
漢方では暖かい季節に入ると、平素よりも早く起きるのを良しとします。
低血圧の方にはいささかこたえるかもしれませんが・・・。
ちなみに漢方では、春の養生法は
春を健康的に過ごすためのものと同時に、
夏を元気に過ごすためのものとされています。
春を健康的に過ごす基本は、五臓の一つ『肝』の養生です。
ここから先は長くなるので、きょうはここまでに。
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更新日: 2014/03/04 |