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症状の裏に消耗あり。
今回は「寒」
「熱」につづいての寒です。
冷え性、又はこれに随伴する症状とでもお考え下さい。

そもそも西洋医学では「寒」という概念は乏しい。
血流不良という考えはあっても、冷えを訴える症状という考え方はない。
実際にも、血流が滞りやすい部位(四肢末端など)は冷えやすい傾向にありますから、
血流不良、すなわち血の働きの消耗は冷えというリスクを抱えています。

では、血流を改善すれば寒症状は治まるかといえば、必ずしもそうは限らない
血流不良⇒冷えなら、適切な治療といえますが
冷え⇒血流不良なら、それだけでは改善しにくいでしょ。
そういうときには「血」以外の部分に消耗が見え隠れしています。

東洋医学では、血は気や水を伴って機能すると考えます。
あくまで三位一体。
その中で血は「様々なものを載せて運ぶ器のようなもの」と考えると
わかりやすいかもしれません。
温もりという気の働きも、この器に乗って運ばれるわけです。
そして「器が小さすぎる」というのは血のトラブルと解釈できますが、
仮に大きな器を準備したとして、
それに見合った温もりを載せられるかどうかは、
血とはまったく別のトラブルと言えるでしょう。
即ち、気や水のトラブル、気や水の働きの消耗。

気血水はあくまで三位一体。
ですからときには、気や水のトラブルを血を介して解消していく場合もあります。
もちろん、血の不調が気や水のトラブルを伴う場合もある。
そういうときには気や水を介して血のトラブルを解消していく。
東洋医学、そして漢方にはときとしてそのような考え方もあるということです。

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