三寒四温も影響して体調を崩しやすい時節です。
自然界の変化に、私達の体調の変化がついていけず、
体調に隙が生じてかぜを引いてしまったり、
もともと抱えていた疾患や症状が悪化してしまったり…。
この時分に現れ始めるアレルギー症状にも
この変わり目が少なからず影響しています。
かぜが吹けばたちまち揺さぶられてしまう柳のごとき体調。
・・・といえば少々聞こえが悪いかもしれませんが、
あっちに吹けばああいう症状が現れ、こっちに吹けばこういう症状に悩まされる。
こういう体調はいわば、芯が通っていない体調。
あるいは通っているとしても、か細い芯。
即ち健康上の「芯」が消耗している。
現代はストレス社会、高齢化社会、夜勤制度、飽食化…と、
私達の健康を取り巻く環境は必ずしも良いものとは限りません。
たしかに医療技術も日々革新していますが、
健康に対してより多くの多様な邪気が忍び寄る時代でもあります。
予防に勝る治療なし
こういう時代だからこそ、
日々の健康に、きょう一日の体調に芯を通しましょう。
抽象的な物言いかもしれませんが、
こういう事を西洋医学に求めるのはなかなか難しい。
けれども東洋医学ではこのような一見「荒唐無稽な事象」にこそ活きてくる。
それはこの医学が自然治癒力を引き上げる術を追及してきたからです。
中でも人参や牛黄、地黄のように上品と称される生薬は、
病気の治療のみならず、体質を強くする(文字通り、芯を通す)作用を
もつ点から、様々な漢方処方で重用されています。
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