季節の変わり目を身近に感じる方もたくさんおいでの事と存じます。
さてここで一つ。
季節の変わり目、冬から春にかけてのこの時季に対して
後手にまわっていませんか。後追いになっていませんか。
「春になったから・・・」ではなくて「春になるから・・・」という心持ち。
「備える」というのは本来、
成ってから手を着けるものでなくて、成る前に着手するもの。
そうでなければ、備えることで得られる有利性が成立しません。
自然界における様々な営みはそもそも「後手に得なし」で行われている。
予知能力ではないでしょうが、季節の変化を敏感に感じ取り
適切に対応していく。そうしなければ、時として命そのものに関わりますから。
現代に生きる私達は生存競争にさらされていません。
ですから自然界における営みから離れ、「変化」というものに疎く、
季節感や旬の食材などをついつい軽んじてしまう風潮がある。
何とも壮大な話のように聞こえるかもしれませんが、
健康を豊かにするというのはやはり、
季節の変化に先んじて行動する、生活スタイルを変えるといった
自発的、能動的な行いの中で培われてくるのではないでしょうか?
そして腰は軽い方が良い。
「重い腰を上げて…」では、こぎみよく変えられませんでしょ。
わたしはそう感じております。
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