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症状の裏に消耗あり。
引き続き鬱について。

精神的な症状やトラブルを抱える方はしばしば
「詰まる・痞える・息苦しい」といった肉体的苦痛を訴える事があります。
呼吸器官でおこる場合もあり、消化器官で生ずる場合もあり、
後者では、お腹のハリ(膨満)が目立つことも度々あります。
けれどもレントゲンやエコー検査で実際に患部を診ても、何も確認できない。
だからといって何も溜まっていないというわけではなくて、
中空の状態、即ち目には見えないもの=気体(ガス)がそこに詰まっているわけです。

気体=気滞…、と捩(もじ)るわけではありませんが、
体を巡る気の滞りはしばしば、ガスを生じ、そしてふん詰まりを催します。
また「火のないところに煙(気体)は立たず」といわれるように、
イライラ、うつうつなどを通じて体に悪い熱が篭るほどに、
くすぶってガスが生じやすくなり、同時に詰まりやすくなったりします。

また気体(ガス)は
◎温めると「膨張+上昇」
◎冷えると「凝縮+沈降」という性質をもちますが
この現象は気体=気の滞りということで、気の痞えにも少なからず当てはまります。

即ち、熱せられることで、痞えた気が風船のように膨らみ、
からだの上部に移動して(上衝して)、
顔や胸部など上半身を中心に熱感を呈しやすくなったり、
また逆に冷やされることで、痞えた気が固く凝縮して、
腹部や腰周りなど下半身を中心に張りや凝りを呈しやすくなる。

ちなみに、からだには「上・下」だけでなく「浅・深」という概念も存在しますから、
症状がどの程度、からだの表面に現れているか・・・、
そういう面からも症状の度合いを推し量る事ができます。(つづく)

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