精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。
人のからだは、疲れたり弱ったりを繰り返せば冷えやすくなります。
自らを温める働きが衰えてしまいます。
その逆に、温まる事で元気になります。
温まるという事は、からだの活動もそれだけ活発という事ですから。
人のからだは、温かくなれば
自然治癒力やそれに類する働きが向上するようにできているわけです。
休憩時に温かい飲み物を口にしてほっとする、心が軽くなる事も
この一端ではないでしょうか?
弱り疲れた時に頼る栄養ドリンクこそ、温めて服用する方が、実は理に適っています。
実際、最近では温服用のものも数多く出回っています。
ただ本来は、外から温める事より、内から温まる事に重きを置いた方が良い。
何かに頼って温まるのでなくて、自給自足で温まる。即ち「温煦」。
自分を温める熱を自ら作り出す。人のからだには、そういう働きが備わっています。
そして、そのような働きが旺盛になる事を通じて、
からだが温まりやすくなり、同時に疲れや冷えに強くなる訳です。
対して、外から温める行いは、寒さが盛んな時期に限った、あくまで補足的なもの。
尤も、寒さは外からもたらされるものであり、温もりは内からもたらされるべきものです。
疲れ弱ったときこそ、からだを温める、温かいものを口にする事に加えて、
体が温まりやすくする、そういう働きを高める事が重要になります。
滋養強壮の薬用人参の働きは、まさしくそういう部分にあります。
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更新日: 2015/12/16 |