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急な蒸し暑さで、体の風通し・水はけが立ち行かなくなる。
その先に待つのが暑気当たりです。

それまで正常だった通行が、突然に停止して回らなくなる。
回らなくなれば当然に渋滞や鬱積が発生して、通り道が塞がります。

道の塞がりが行き着く先は「通せんぼ」の状態。
体に入っていかない、あるいは体から出てこない。
その影響は水分とか尿とか汗とか、形あるものに限らず
筋力とか意識など、無形の存在にまで広がります。
体から「意識」が出てこない。
暑気当たりに陥った体で、意識が朦朧とするのも
そういうことの現れだと思います。

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漢方では、人の体には気・血・水という三通りの巡りがあると言われますが
気の巡りは「風通し」に、水の巡りは「水はけ」に関わってきます。
ただし、気・血・水はバラバラに動くのではなく、お互いに影響し合うので、
暑さで気と水を病んだ場合、その影響は残る一つの「血(≒血脈)」にも及びます。

暑さは気を越え、水を越えて、終いには血に当たる。
血脈を病んだ体は、血圧や脈拍、発汗や発熱に変調をきたしやすくなります。
夏に脳梗塞が増える状況も、これらの事を反映しているんだと思います。

気と水を病んだ先には夏バテがあり
そこから更に血脈を病むと、暑気当たりを引き起こす。
暑さで血脈を損わない為にも、水はけ・風通しの備えは肝心です。



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