小児時代はアトピー・アレルギー歴はないが、大学時代に偏食をしたころか
ら身体部(腹・背中)に皮膚炎ができ始め、すぐ治るかと思い。ドラッグな
ど市販の塗り薬を買い求め、自分で処置していたが、就職して数ヶ月経った
ころから、はっきり悪化し始め、上司に言われ、皮膚科で治療を始めた。
初めは当然、弱いステロイドを使い、効果が限定されてきて、当薬局に相談
に来たときは、最高ランク(STRONGEST)のステロイドまでになり、これ以上は
外用だけでなく、内服もステロイド剤になりかねない状態。
1年中皮膚状態は悪いが、秋から冬にかけての乾燥時期が最もつらい
と言います。

体幹部、胸・背中に落屑を伴った乾燥性の皮膚炎があり、
一部は角質が肥厚して、弾力性を失い、亀裂している場
所もある。
一部は角質が肥厚して、弾力性を失い、亀裂している場
所もある。
ステロイド剤を一気に止めると、リバウンド現象を起こし、悪化する
ので、出来るだけ我慢はするが、全くやめないで、3日に1回程度のス
テロイド剤の塗布し、それ以外の日は漢方系の外用薬をぬることにし
た。
内服の漢方薬は、乾燥型アトピーの血虚証に使う加減一飲煎加減に
食物アレルギー(小麦)があることと、便通が不定なので、MRE酵素
の入ったKIGENという健康食品を併用することにした。
外用はタイツ軟膏を主に、一部もらっていた尿素軟膏を併用する。
また、食事を野菜を大量に、タンパク質は基本は魚だけに、お米は玄米
がよいが、今だ食べたことがないので、2分突き米に家族の了解を得て
変えることする。
すぐに、胃腸機能は改善して、便通はよくなり、大量の便がでて、
今までなんとなく、お腹が張った違和感があったが、それもなくな
り、スッキリして気持ちがよくなる。
少し。時間はかかったが、2ヶ月後には、腕の汗腺部に炎症があり、そこ
を掻いて。掻破痕が目立つが、皮膚乾燥はなくなり、肌はきれいなった。
また、ステロイドは全く必要しなくなり、外用は市販のワセリンを薄く塗
るだけでよい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
漢方薬と酵素飲料・食事の注意で、思った以上に早く改善しました。最近野菜の
摂取分量が少ないようです。大人にはあまりタンパク質は必要しないことに留意
しましょう。
Comments