
半年前から、額から頬部にかけて、紅班が起こり、皮膚科でステロイドによる治療をして、1回は良くなったが、再発してまたステロイドを試用したが、今度は効果がないまま、続けていたが、不安になり来局される。

患部は、顔面全体の紅班があり、特に額は浮腫状に腫れていて、ほてり・痒みが強くてつらいとの訴えある。ステロイドによる酒査様皮膚炎の疑いもあり。
このような状態に熱毒上優証につかう、犀角地黄湯合黄連解毒湯の煎薬をのんでもらい、患部にはタイツ軟膏を、使ってみた。
4週間ほどの服用で、ほぼ9割がたは腫れはむろん、紅班も消えてしまったので、その後は紫雲膏(しうんこう)で、皮膚の再生を促すことにしたところ、それから4週間で、顔面の紅班はなくなった。

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当たり前のことですが、早めの治療・対応は早く効果を上げることができます。
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