ないで、別の治療方法を試すことがだいじです。
51歳の主婦。
半年前の、年末に、風邪から扁桃腺炎になり、高熱がでてから、下肢の大腿部に10
円硬貨くらいの、乾癬が数個できた。その後、更年期の熱が(以前から)でると、皮疹
は悪化するようになり、皮膚科で、治療するが、どんどん増えて、お腹にまで拡大し
てきた。
症状は、両下肢の大腿部から上腹部まで、10円~500硬貨大の皮疹がでて、
患部は紅く皮疹のふちは乾燥して、落屑がある。
皮疹の症状に、勢いがあるところから、
血熱症の乾癬と考え、温清飲(うんせいいん)のエキスと、桂枝茯苓丸を一緒
に服用してもらうが、2週間で、効果なく十味敗毒湯合黄連解毒湯の煎薬に変
更すると、特製の軟膏もつかってもらう。2週間で、乾癬は乾燥し、小さくなった、
続ける事3ヶ月後に、良くなって、エキス剤に変更し、温清飲に変えたところ、
また、皮疹は悪化した。どうも漢方薬の中のジオウが、よくないので、以後は
十味敗毒湯のエキスだけで、経過をみているが、再発の兆候はないようです。
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漢方薬の合っていないと、効果が出ないところか、悪化するケースもあります。
また、早めに治療方を変え、慎重に漢方薬を選ぶ必要があります。
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