泌尿器科での治療に合わないで、効果がなく困っているかたがいます。この病気は
あまり年齢層に偏りがないようです。学生さんから高齢者までお見えになります。
この春まで、排尿時不快感と会陰部の冷えの訴えでお越しになっていた30歳の
会社員のかたが、別の皮膚のことで、相談に見えられ、以前の下腹部の症状は
全くなくなってしまったとの報告がありました。場合によってはこのように、のちに
なってから漢方薬の効果の結果がわかる事が多々あります。
この時は、漢方薬の竜胆瀉肝湯(りゅたんしゃかんとう)のエキス剤で効かず、
煎薬にしても今ひとつ、症状の改善がなく、他にも例のあった扁桃腺肥大を
目標にした漢方薬で、前立腺炎の症状が消えてしまいました。
漢方薬を使ううえで、さらに上の原因を叩くことで解決ができる事がときどきあります。
この場合は扁桃腺肥大による発熱が前立腺への悪影響が原因だと考えられます。
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いつも、思うことですが、漢方薬は合わないと全く身体に良い意味で反応しません
何回かは、漢方薬の内容を変えて効果を見ることも必要です。
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