
20歳ころから乾癬の症状はでていたが、30歳で出産していから、一気に両下肢の乾癬
が拡大した。その後、数ヶ所の皮膚科に受診するも、ステロイドや保湿剤の組み合わ
せで、塗ると一時にはよくなるものの、すぐ再発して、落屑と紅斑の混ざった皮膚状態
にもどってしまう。
新しい部位は正常な皮膚と乾癬の部位がはっきり分かれているが、古くからある場所
は、皮疹の境界線が明確ではなくなっている。
乾燥による落屑より炎症部位の紅斑が顕著なので、抗炎症のある犀角地黄湯に黄連
解毒湯の兼用煎じ薬にして飲んでいただいた。
わずか2週間の服用で、皮疹が半減したのには、薬を作った私もびっくりした。その後
2ヶ月になるが薄いピンク色に痕跡を残すだけになり、3ヶ月もかけずに治る気配になった。
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症状と漢方薬が合うと、非常に早く効果が表れるようです。
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