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病気と漢方

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風邪(かぜ)症候群と漢方
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かぜ症候群のポイント
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むやみに解熱薬を使ってはいけません。ウイルスを殺して体外に排除するための作用を減弱させるからです。
葛根湯の服用後はすぐに、布団の中に入って体を温めるのが最もよい方法です。仕事中の場合は、服用後なるべく温かくしておくことが大切です。
少なくとも半日か、1日でかぜの初期症状を取ることをしなければ、次の二次感染症を招来させます。つまり肺炎菌による肺炎、マイコプラズマ肺炎、肺水腫、気管支喘息、気管支炎、喉頭炎、中耳炎などを引き起こします。
すっかり気分がよくなり、食欲も出てくると、「治った!!」と思うでしょうが、実は自覚症状が改善しただけで、身体の内部では忙しい作業が次々と続いています。それでかぜが治ったと思い、あとは自然治癒を期待し、普段の生活に戻ると、きっちりと治らずに、初期のかぜとは違った症状があらわれることが多くなります。
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慢性的な疾患をもっている人が、かぜを引いた場合は、その慢性病が悪化することが多いです。せっかく苦労して治しているのに、かぜを引いた為にもとの木阿弥になってしまうのです。 |
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