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病気と漢方

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痴呆症と漢方

 
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漢方薬で痴呆症を治そう!


痴呆症の症状に該当するような方は、それぞれの処方を参考にしてください。

こんな時は アルツハイマー型痴呆。脳内の血流が低下し、もの忘れが始まり、自分のことができなくなってきた人
処方 加味温胆湯(かみうんたんとう:人参、白朮、茯苓、当帰、生地黄、酸棗仁、麦門冬、半夏、枳実、黄連、竹茹、山梔子、甘草)

こんな時は ボケが始まったら
処方 益智(やくち)
解説

粉末で服用でき、1回1g、1日3回が適量です。「紅参末」と「益智末」とを併用されるとよいでしょう。

益智は、尿失禁の治療効果ももっていますので、老人性痴呆症にもよろしいです。


■生薬名:益智
益智(植物) 益智(生薬)
益智(植物) 益智(生薬)

こんな時は 不眠症
処方 黄連阿膠湯(おうれんあきょうとう:黄連4、黄ゴン(おうごん)2、芍薬2を先に煎じて、煎液に阿膠3を溶かし、鶏子黄[タマゴの黄味]を入れてかき混ぜたもの)

こんな時は 高血圧症で、脳卒中後の脳虚血型痴呆症
処方 釣藤散(ちょうとうさん:釣藤鈎、橘皮[ 陳皮も可 ]、防風、菊花、甘草、乾生姜、石膏、半夏、麦門冬、茯苓、人参)

こんな時は 老人性痴呆症
処方 当帰、党参、熟地黄、山茱萸、黄精、何首烏、山薬、枸杞子、遠志、酸棗仁、石菖蒲、黄連、黄ゴン(おうごん)、麦門冬、ウコン、桃仁、紅花
解説 最近中国で使われています。



参考になりましたでしょうか?ここで紹介した処方は、ほんの一部です。また実際に使用される場合は、必ず漢方相談薬局・薬店などでご相談ください。漢方相談薬局・薬店店舗紹介

1.痴呆症って? | 2.痴呆症チェック | 3.漢方薬で痴呆症を治そう!

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