きぐすり.com は、漢方薬、女性の健康、サプリメント、ハーブの情報を専門家がやさしく解説しています。 病気と漢方 耳鳴り、難聴と漢方 漢方薬で耳鳴り、難聴を治そう! 耳鳴り、難聴の症状に該当するような方は、それぞれの処方を参考にしてください。 耳鳴りや難聴が突発的におこった直後 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)八味地黄丸(はちみじおうがん) 常用量を合方して頓用するとよろしいです。その後は食前、常温水で服用し、まずは休養が大切ですので、ビタミンB群を飲んで、寝ていたほうがよろしいです。 早い人で半日、遅くとも2日以内に全快すればよろしいが、まったく効果のない場合は長期戦になるでしょう。 耳鳴りや難聴が長期に及んで、何年も患っているという方 滋腎通耳湯(じじんつうじとう:当帰、、芍薬、生地黄(乾地黄でも可)、知母、黄柏、、柴胡、、香附子各3) 冷えを主訴とする証の方にはよいと思います。 耳鳴りや難聴 (けっぷちくおとう:当帰3、生地黄3、桃仁4、紅花3、枳穀2、赤芍2、柴胡1、甘草1、桔梗1、1、牛膝3g)耳鳴りがひどい場合には「蝉退(せんたい:セミのぬけがら)」を加味。 ビタミンB1、B12を常服するよう指示されています。 耳鳴りや難聴でめまいを伴う場合 (けっぷちくおとう:当帰3、生地黄3、桃仁4、紅花3、枳穀2、赤芍2、柴胡1、甘草1、桔梗1、1、牛膝3g) + 天麻(てんま:オニノヤガラの肥大根)、釣藤(ちょうとう:カギカズラの葉柄基部についているカギ状の刺)を加味 この処方は地震などの大事故後のクラッシュ症候群による耳鳴り、難聴、めまいによいと発表されています。 ■血府逐お湯構成生薬 トウキ ジオウ(生) トウニン コウカ キコク セキシャク サイコ カンゾウ キキョウ センキュウ ゴシツ 産後の耳鳴り (きゅうきほけつとう:当帰、、白朮、茯苓、熟地黄、陳皮、烏薬、香附子、乾姜、益母草、牡丹皮、甘草) 『万病回春』の「産後」の項に収載されています。 突発性難聴や耳鳴り 竹茹、、半夏、茯苓、(瓜呂仁)、石菖蒲根、枳実、陳皮、甘草各3 中国では証でない者に対して上記の処方が高い有効率があることを発表しています。 参考になりましたでしょうか?ここで紹介した処方は、ほんの一部です。また実際に使用される場合は、必ず漢方相談薬局・薬店などでご相談ください。 1.耳鳴り、難聴って? | 2.難聴の種類 | 3.漢方薬で耳鳴り、難聴を治そう! ページトップへ 咳・痰・気管支炎 気管支喘息 冷え症、冷房病 肝硬変 夜尿症 かぜ症候群 糖尿病 痴呆症 歯痛、歯周病(歯槽膿漏) 外傷 夏バテ アルコール 痔 乾燥肌、老人性乾皮症 肺の病気 アトピー性皮膚炎 胃の病気 慢性腎炎 リウマチ 腰痛症 強壮・強精 鼻づまり・蓄膿症 便秘 蕁麻疹(じんましん) 食中毒、下痢 片頭痛 尿路結石 前立腺肥大 婦人の病気 花粉症 不眠症 ウイルス性肝炎 膀胱炎 高脂血症、脂肪肝、肥満 変形性膝関節症 心臓病 肩こり、五十肩 耳鳴り、難聴 紫外線による日焼け 高血圧 脳血管障害 潰瘍性大腸炎