きぐすり.com は、漢方薬、女性の健康、サプリメント、ハーブの情報を専門家がやさしく解説しています。 病気と漢方 痔と漢方 漢方薬で痔を治そう! 痔で下記の症状に該当するような方は、それぞれの処方を参考にしてください。 切れ痔(裂肛)、いぼ痔 乙字湯(おつじとう:柴胡、、甘草、当帰、升麻、大黄) 柴胡と: 消炎、強肝、解熱、脂肪代謝改善などの作用。 甘草: 消化器系の炎症の治療作用、鎮痛作用。 甘草と乾姜: 温補的な作用。 当帰: 血管を拡張して、血液の循環を改善します。 大黄: やわらかい排便を促進させる。 升麻: 下方にうっ帯したものを上昇させる作用があり、苦い煎液を服用すると確かに効果が認められ、痔や、精神的に落ち込んでいる状態を高める生薬として用いられるようになったといわれています。 ■乙字湯構成生薬の植物 ミシマサイコ(サイコ) コガネバナ(オウゴン) カンゾウ トウキ サラシナショウマ(ショウマ) ダイオウ 切れ痔 紫雲膏(しうんこう:胡麻油、当帰、紫根、、豚脂) 軟膏を患部に塗るだけでよく治ります。 長年痔に悩まされ、痔の手術を受けたが、術後再発したという人(体質的にが存在する) 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 本剤を食前に服用して、乙字湯を食後に服用するとより効果的です。 身体が冷えて、寒証の証の痔 補中益気湯(ほちゅうえっきとう) 乙字湯と同じく柴胡、甘草、当帰、升麻の他に、人参、白朮、黄耆、大棗、陳皮、生姜を加味。 出血がひどい人 (きゅうききょうがいとう:乾地黄6、艾葉3、当帰5、芍薬5、3、甘草3、阿膠3) 止血という点で、阿膠(ゼラチン)は大切な生薬です。 痔瘻 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 膿を出し、炎症を治す方法が最適です。 参考になりましたでしょうか?ここで紹介した処方は、ほんの一部です。また実際に使用される場合は、必ず漢方相談薬局・薬店などで相談してください。 1.痔って? | 2. 痔の注意点 | 3.漢方薬で痔を治そう! ページトップへ 咳・痰・気管支炎 気管支喘息 冷え症、冷房病 肝硬変 夜尿症 かぜ症候群 糖尿病 痴呆症 歯痛、歯周病(歯槽膿漏) 外傷 夏バテ アルコール 痔 乾燥肌、老人性乾皮症 肺の病気 アトピー性皮膚炎 胃の病気 慢性腎炎 リウマチ 腰痛症 強壮・強精 鼻づまり・蓄膿症 便秘 蕁麻疹(じんましん) 食中毒、下痢 片頭痛 尿路結石 前立腺肥大 婦人の病気 花粉症 不眠症 ウイルス性肝炎 膀胱炎 高脂血症、脂肪肝、肥満 変形性膝関節症 心臓病 肩こり、五十肩 耳鳴り、難聴 紫外線による日焼け 高血圧 脳血管障害 潰瘍性大腸炎