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 古来のお医者様は、問診や触診、舌診などに加えて、体から排出される汗・尿・便といった排泄物の様子を診る事も大切にしてきました。たしかに、食べたものが正常に排出されているか、体の代謝は正常に働いているのかを確認するには、そこを通って出てきた排泄物を見て判断するのが一番わかりやすいです。便について考えると(ちょっと汚い話ですが、まぁ自分の体から出てきたものですから・・・)、良い便と悪い便があります。良い便の特徴は、臭いがひどいわけでなく、色がこげ茶色で、決して太くなく、ほっそりとしているものです。この便が毎日出ていると、胃腸も正常に働いている=胃腸力が備わっていると判断できます。要するに胃腸力は、『良い便が出ているか』です。胃腸力を鍛える事は良い便を出すように心掛けることと同じです。
 では良い便を出すにはどうすればよいか。ポイントは『○○しすぎない』です。食べ過ぎない。間食しすぎない。冷やしすぎない、飲みすぎない、などなど・・・。『○○しない』ではなくて、『○○しすぎない』。しすぎないように努めると胃腸力は自然と備わってきます。(これぞまさに養生です。一日二日で何とかすることは本当の養生とは呼ばないというのが自論です。)すると一度や二度、胃腸に負担になるような事をしても、持ち前の胃腸力で克服できます。ですが『しすぎる』と胃腸もばてたり、弱ってきます。この状態だと十分な胃腸力は得らません。


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