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食材や生薬にはいずれも身体を温めるものと冷やすものがあります。それぞれ温める、あるいは冷やす度合いによって熱性・温性・涼性・寒性に分けられます。さらに冷やす、温める作用がない平性を加えて五性に分類されます。
 温性と熱性の食べ物は、身体を温める、痛みを止める、気と血の巡りを促したり、上昇・発散の性質をもち、精神を陽気にしたり、風邪や寒気を取り除くといった作用もあります。
 また寒性や涼性の食べ物は、身体を冷やすほか、毒を排除したり、身体を潤す作用があります。また下降・排泄の傾向も持ち合わせ、熱を取る、咳を止める、精神を安定させるといった作用もあります。
 今日の一言(9月4日)でも少し触れましたが、この五性と五味を考慮して、疾病を治療したり治療の補佐を目的とした食事を食療と言います。また、この五味五性に季節や体質を考慮して、美肌やダイエット、老化防止などの面から身体を養うことを目的としたものを食養と呼びます。中医学の本来の目的は健康と長寿であり、病気の治療より予防する事が重要だとされています。この点からすれば、食養はやはり日常的に行うべきだと思いますね。


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