
医食同源とは、バランスの良い食事が病気を未然に防いだり病気の治療に役立つということを指しています。漢方薬とは、主に植物の根や茎などを煮出したもの。あるいは、その煎じ液を乾燥させたもの。言い方を変えれば、野菜スープのようなものと言っても差し支えありません。つまり、薬といえど普段の食事の延長線上にあるので、より身近な存在であることがわかります。
例えば、桂枝湯というお薬は、桂枝・甘草・大棗・生姜・芍薬の5種類の生薬からなります。桂枝は、香辛料のシナモンやニッキに近い植物。甘草は、甘味料として。大棗はナツメとして。生姜はショウガ。芍薬は食用にはなりませんが誰もが知っている身近な植物。
このように、全てが全てではありませんが馴染みの深い植物が元になっているのが漢方薬なのです。皆様の健康の一端を漢方薬が担います様にサポートさせていただきます。