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漢方の中心的な考えである五行説に
五季五方というのがあります。
季は季節、方は方位を指します。

自然界に起こり、存在する諸々の物事を
五つの要素(木・火・土・金・水)
に分けて当てはめた分類法です。

この分類法によれば

木 : 春・東
火 : 夏・南
土 : 土用・中央
金 : 秋・西
水 : 冬・北

となります。

一方で古代中国では
方角に四神と呼ばれる聖獣を対応させるという習慣を持っていました。
東は青竜、西は白虎、北は玄武、南は朱雀。
青、白、玄(黒)、朱(赤)という色も五行説に基いて対応する色が当てられています。
ちなみに四神ですから五行説よりも一つ少ないですが
残り一つは麒麟(黄竜:おうりゅう)が当てられます。

漢方処方の有名なものに小青竜湯や白虎湯があります。
なぜ小青竜湯と呼ぶかと言えば、春に起こりやすい症状に頻用する漢方だから。
なぜ白虎湯と呼ぶかと言えば、同じく秋に起こりやすい症状に頻用する漢方だから。
・・・という説があります。

玄武湯や朱雀湯、黄竜湯と呼ばれる処方も実は存在します。
中でも玄武湯は今でも真武湯に名前を変えて良く用いられます。


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