臓腑、つまり内臓などの体の内側の冷えを漢方では裏寒と言います。
冷えによって下痢をするとか腹痛をきたすとかの
症状の経験がどなたでも1回はあると思います。
そのような時には、甘草と乾姜(生姜を蒸してから乾燥したもの)
の組み合わせが有効です。
この組み合わせの漢方薬は以外に多く、
「人参湯」、「四逆湯」、「小青竜湯」、「苓甘姜味辛夏仁湯」などがあります。
いずれも、裏寒が背景にあり
下痢や腹痛、鼻水やくしゃみを目標に使用される漢方薬です。
花粉症には「小青竜湯」をお医者さんであるいは漢方薬局で
出されることがあると思いますが、
背景に内臓系統の冷えがある。
ということは、水分や冷たい食物の摂り過ぎに注意!の裏返しであると思います。
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更新日: 2014/02/07 |