花粉症について その8
漢方ならではの花粉症予防、正しくは
花粉症によって引き起こされる鼻水やくしゃみなどを治める方法として
症状を抑える漢方薬を予防的に服用する以外に
衛気の補給が挙げられます。
これは体表を巡る気のことで、
外の刺激から体の内側を守るバリア機能の基盤です。
春は気温が低い状態から高くなる季節であり、、
体表の血の巡りも良くなり、汗腺なども開きやすく、
からだの内側と外側を遮るこのバリア機能が疎かになりやすくなる。
花粉はこの疎かになった部分から体の内側に入り込むと考えられます。
刺激を受けやすい方というのは
この衛気が不足したり、うまく巡らない状態だと考えられます。
また、体表の排泄作用(吸い込んだ花粉粒子を体外へ追い出す)も
この衛気の充実度に左右されます。
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更新日: 2014/02/12 |