昨日の続きです。
五臓の肝に限った話でもなく、東洋医学に限った話でもありませんが
養生の上で、メリハリというのは大変に重要です。
昨日のお話ではONとOFFの切換ですね。
これを上手にする方。ストレスの出し入れをうまくする方。
そのような方は総じて、病気になりにくいと言えます。
そしてメリハリというものには必ず、一定のリズムがあります。
個人のバイオリズムによるものもあれば
一年の四季や一日の朝晩によるものもあります。
後者が漢方における養生訓だと考えられます。
健康は『リズム』ですよ。
メリハリをつける。そのメリハリにはリズムをつける。
ONとOFFの切換を適切に行わない方や、
負荷・ストレスがかかり続けている方、逆に全くかかっていない方は
病気になりやすいといえます。
良くも悪くも打たれ弱い。健康におけるリズムが悪い。
負担がかかり続けると、疲弊して倒れしやすくなりますし、
負担がかからないと、鍛えられずにこれまた倒れやすくなる。
極端なダイエットが失敗に終わるのも、この辺りを反映しているんだなぁと思います。
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更新日: 2014/03/11 |